2022.12 BODY MAKE

2022年6-12月弊社代表が肉体改造に取り組み、半年で6㎏の筋量アップに成功しました。10代の自分をも超える「自分史上最も若い身体」を41歳にして手に入れました。

代表の実務能力の検証という観点では、【課題の抽出仮説の設定実行策の立案⇒実施および改善】の各段階において【設計実践評価】を適切に行うことが、ビジネス以外の領域でも可能であると確認されました。ひいては今後、課題解決の対象分野を積極的に広げて参ります

上体前側の変化(左から開始前、1か月半後、3カ月後)。

178㎝の身長に対し、大学進学後から現在に至るまで20年以上もの長きにわたり、55㎏前後で推移していた代表の体重。学生時代を含め筋トレに何度も挑戦するも、どうやっても身体が絞られるだけで筋量が増えず、失敗を重ねて来ました。健康診断でも「軽体重」でC判定になる水準です

筋肉芸人として知られるなかやまきんに君は、自らの過去を振り返り「筋トレ始める前はガリガリでした」と語っています。そんな彼ですら身長177㎝で筋トレ前の体重が64㎏あったそうですので、ほぼ同じ身長で約10㎏も体重が軽い代表は、ガリガリ未満とでも言うべきでしょうか

上体側の変化(左から開始前、1か月半後、3カ月後)。

「筋肉が付かない体質」という「通説」を「言い訳」自分を納得させていましたが、ビジネス課題と同様、「問題が解決できないのは課題設定か解決方法のどちらかが間違っているからだ」と仮定。専門書を中心に情報を集め、トレーニング方法(+食生活)を研究しました。

近年、運動分野の研究論文が世界中で急増していることを受け、エビデンス強度の高い専門書が増えていたことも追い風に。ビジネスだけでなく健康問題においても、「悪条件の過大評価禁物」であり、「頑強なエビデンスは再現性が高い」と言えるでしょう。

「パワー!」の変化(左から開始前、1か月半後、3カ月後)。

それでも依然として、筋トレ前の10代のきんに君よりも体重が軽いことは付記しておきます。ここから特筆すべき希望として、筋量UPは、①それほどの細身かつ成長期を大きく過ぎても、②体脂肪の増加抑えながら、実現可能であるという2点が挙げられます

代表が実践する上で、特に参考になった書籍は以下の通りです。順に「科学的根拠に基づいた運動・栄養・休養の最適化」「対象とする筋肉の位置・形状・名称・働きの理解」「導入期のハードル排除とモチベーションの維持」に大きく寄与した3冊です。

トレーニング、食事、休息など、筋トレ関連のメソッドを、世界の有名大学が発表している研究論文に基づき解説しているまさに「教科書」。

スポーツ科学、医学、心理学、公衆衛生学、進化心理学など異なる分野の複数の論文に基づいているためエビデンス強度は高く、すなわち再現性が高い。

ケガを避ける意味でも、成果を得てモチベーションを維持する目的でも、事前に一読の上、何度も読み返しながらトレーニングに臨みたい。

普通にしっかり筋肉の構造や名称、機能について詳述された解説書。

自分が今やっているトレーニングが、どこの筋肉を成長させるために、どういう負荷をかけているのかを意識することは、筋トレを行う際に非常に重要。

本書で今まで知らなかったような筋肉がどこでどのように力を発揮しているのか、形や位置を含めて認識しているかどうかは、同じメニューでも結果に大きな差が生まれる。

打って変わってこちらは個人ベースの、特にトレーニングメニューに紙幅を割いている本。(食事や休息についても触れられてはいる。)

自宅で、特別な道具を用いずにできるメニューが豊富に紹介されており、特に入門書として有益。必然的に自重トレーニングが多くなるためケガをしにくいのも高評価。

随所に登場する著者が、むろん静止画で無音にも拘わらず、妙に元気をくれてモチベーション維持に威力を発揮する。

※注記:増加した筋繊維重量だけを厳密に計量できていた訳ではありませんウェストが変わらない中で胸・肩・腕・腿周りがタイトになるという、衣服の着用感覚の理想的な変化に基づき、体重増加の殆どが筋肉によるものと判断しております。

※2023.6追記:この時獲得した筋肉は、その後の消化器系疾患による入院と治療の過程で完全に失われたため、再度獲得に向けてトレーニングを開始しております。肉体改造を志す皆様、一緒に健康に感謝し、筋トレを楽しみ、身体を愛でて参りましょう。パワー。